043-301-1181
[診療時間]10:00〜13:30/15:30〜19:30休診:水曜午後・日曜・祝日
歯は、神経や血管が通る繊細な器官です。むし歯になってしまった歯を治療する際、この神経や血管をできるだけ残すことが大切です。 歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使うことで、肉眼では見えない小さなむし歯も発見でき、神経を残せるように細心の注意を払って治療することができます。また、狭い場所で精密に繊細な作業を可能にし歯の保存率を格段に上げられます。顕微鏡が有るからこそできる処置が沢山あります。
1
2
修復物を除去したらむし歯の部分を徹底除去します。少しでも取り残しがあれば消毒も無意味です。更に隔壁という囲いを作成しラバーダム防湿と仮封ができる環境づくりをします。初回はここまででかなり時間が必要です。
3
4
5
6
根管治療では、歯の根の中を無菌状態にするのが目的ですが、お口の中に潜んでいる細菌が入ってしまうと、せっかくの治療が台無しになってしまいます。そこで、治療中はお口の中にゴムのシートをかけて、治療する歯だけを隔離する処置を行っています。これにより、より安全性の高い治療を進めることができます。
むし歯が神経まで達すると、歯の神経を取り除く根管治療が必要になります。治療では、まず麻酔を行い、歯の神経を取り除きます。その後、歯の根の中をきれいにし、薬を詰めて治療を終了します。歯の根の中は複雑な形をしているため、歯科用顕微鏡を使って丁寧に治療を行います。最初の根の治療をしっかり行うことで、再治療のリスクを減らすことができます。
「感染根管治療」では、まず歯の中を詳しく観察し、感染している部分や、以前の治療で残っているものを取り除きます。歯の根の中は複雑な形をしているため、歯科用顕微鏡を使うことで、より正確に治療を行うことができます。特に、再治療の場合は、歯の根の中が加工されているので、高度な技術が必要となります。時には破折器具の残存や、根管の壁に穴が空いていることも。このようなときには顕微鏡がないと処置は不可能です。
当院では、基本的に保険診療の範囲内で根管治療を行っております。保険診療でも十分な治療が可能ですが、使用できる材料や設備に制限があるため、精密さや再発リスクの面で限界がある場合があります。 より精度の高い治療をご希望の方には、マイクロスコープやラバーダムを使用した自費診療もご提案可能です。 患者様の症状やご希望に応じて最適な治療方法をご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
[診療時間]10:00〜13:00/15:30〜19:30 休診:水曜午後・日曜・祝日